2024年6月7日追記:エックスサーバーでMySQLのユーザー数上限が無制限になりました。そのためこの記事の内容は不要になりました。めでたいですね。
https://www.xserver.ne.jp/news_detail.php?view_id=12806
追記ここまで
エックスサーバーではMySQLデータベースは無制限で使用できますが、MySQLユーザー数は上限があります。
スタンダードプラン
- MySQLデータベース 無制限
- MySQLユーザー 50まで
※MySQL5.0が混在する場合は、MySQLユーザー30までプレミアム/ビジネスプラン
- MySQLデータベース 無制限
- MySQLユーザー 70まで
※MySQL5.0が混在する場合は、MySQLユーザー50まで
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_db_spec.php
MySQLユーザーはWordPress簡単インストールを実行すると自動で作られるのですが、長年使用していたために上限まで達してしまいWordPress簡単インストールが実行できませんでした。
WordPressは使用しなくなったものはこまめに削除していたのですが、簡単インストールで作られたMySQL関連は削除してくれていなかったので手動で削除していきます。
エックスサーバーの仕様として <ユーザー名>_wp1
と作成されて以降は連番になるのですが、 <ユーザー名>_wp9
まで作られると以降はランダムな英数字が設定されます。
データベースの場合だと簡単インストールで作成された物は以下のように判別できるようになってるのですが、ユーザーの場合には判別できません
※データベース欄に [*] の表記があるものは、
簡単インストール機能を利用して導入したプログラムに使用しているデータベースです。
削除される際は十分にご注意ください。
データベースで使われているユーザーかを一つ一つ確認すれば良いのですが、とても手間なので一括で確認できるコマンドを用意したのが以下になります。
$ find . -name wp-config.php | xargs grep <存在確認したいユーザー名>
$
エックスサーバーにSSH接続してこのコマンドを実行すれば確認できます。
WordPress以外の簡単インストールや手動でユーザー作成をしている場合にはこのコマンドから調整する必要があります。
以上、お疲れ様でした。
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